2012年9月3日月曜日

絃・弦・元気ッズコンサートが無事終了しました。

一昨年と同じく、夙川の大手前大学のホールをお借りしてのコンサートです。今年は客演に邦楽演奏家の折本慶太さんをお迎えし、箏と尺八の演奏をして頂いた他、西宮子ども音楽セミナーの子どもたち(元気ッズ)による演奏、たこフィルの弦楽四重奏、ネットワーク兵庫・大阪邦楽陣による「つるのおんがえし」、箏とヴァイオリンの体験演奏など、盛りだくさんのプログラムでした。

個人的には、折本さんと演奏した「春の海」が新鮮でした。「春の海」は、尺八と箏がオリジナル。それをヴァイオリンと箏で演奏したのですが、折本さんの奏でる箏からは繊細で多彩な音が紡ぎ出され、隣で弾きながら「箏ってこんな音が出るんや。おおっ!こんなことも、ええっ!!あんなこともやってるやんけ!!!」と、驚きの連続。それに対してヴァイオリンパートは五線で書いてありますので、音符をそのまま演奏するだけです。「きっと尺八で演奏したらもっと自由に、いろんな表現をするんやろうなあ〜」と思いながら弾いていました。もちろんヴァイオリンは尺八ではありませんから、ヴァイオリンにできる表現をすればいいのですが、尺八についてもっと研究したら、これは再現できる、これは無理、ヴァイオリンだったらもっと違うこんな表現ができるなど、可能性が広がるだろうな、と思いました。

コンサートの成功と相まって、有意義な一日でした。折本さんとNW兵庫の面々、元気ッズのみんなに、それから大手前大学箏曲部のみなさんにも、感謝!




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