2013年5月12日日曜日

ん〜、2月の終わりに書いて以来、約三ヶ月ぶりのブログです。5月は演奏会が2つあるので、宣伝したかったのですが、なかなか書く時間がありませんでした。m(_ _)m

その演奏会ですが、まず来週の日曜日(19日)に「アンサンブル135結成十周年記念演奏会」があります。明石ゆかりの音楽家が集まってはじめたのが、2003年の6月。一時期、年二回の演奏会をやっていたのですが、4人の演奏活動の都合で一回に縮小(フルート・ヴァイオリン・ヴィオラ・チェロの編成でできる曲が限られている、ということもあるのですが、、、)。欲張らずに、できる範囲のことを堅実にやってきた。結局それが良かったのかもしれません。開演は14時、会場は明石市生涯学習センター「子午線ホール」(アスピア北館9階)です。詳しくは私のホームページ(http://ohigesan.com)、またはアンサンブル135のホームページ(http://www.geocities.jp/ensemble135_akashi/)をご覧下さい。

もうひとつの演奏会は、一週間後の26日。こちらは「杉山雄一ヴィオラの世界」と題するソロコンサートです(ホールでの演奏は久しぶりです)。もう17〜8年のつきあいになりますが、新長田のお肉屋さんのMさん(長田区の音楽仕掛け人です)が声をかけて下さいました。こちらのメインは、バッハの無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第2番ニ短調 BWV1004(J.S.Bach : Partita Nr.2 d-moll, BWV 1004  für Violine solo)。前回のブログにも書きましたが、「ヴィオラ」のコンサートですから当然この曲ををヴィオラで演奏するわけで、そのままの音高では弾けませんので、5度下げてト短調(g-moll)での演奏です。


なぜわざわざヴァイオリンの名曲をヴィオラで弾くのかといいますと、話は5年くらい前(2008年の5月頃だったと思います)に三宮のタワーレコードで、アントワーヌ・タメスティ(Antoine Tamestit)という初めて名前を聞くヴィオラ奏者(今では世界的に活躍しています若手の第一人者です))のCDを手にしたところから始まります。ヴィオラのCDを見つけたら、それが知らない奏者、知らない曲であろうと即買い、というのが私の基本スタンスですので、そのCDも当然購入して聴きましたが、その時の衝撃はとても言葉では表せません!「ヴィオラがしゃべっている!!」。バロック音楽は「語る音楽」と言われていますが、まさにその通り。一つ一つの音が、まるで命を吹き込まれたかのように、雄弁に語りかけてきます。実はこの曲は中学生の時に一度ヴァイオリンで練習したことがあるのですが、当時の私にとっては(もちろん今でもですが (^_^;) )とても難しく、仕上げるのをあきらめた記憶があります。弾くのはあきらめたのですが、親にレコードを買ってもらって、「なんてかっこいい曲だろう!」と思いながら何度も聴きました。

CDを聴いて以来、この曲をヴィオラで弾いてみたいという願望はつのるばかりだったのですが、充分な練習時間も取れず、また人前で弾く良い機会もない。しかし今回、その思いがようやく実現することになりました。Mさんありがとうございました。こちらのコンサートも、詳細は私のホームページ(http://ohigesan.com)をご覧下さい。チラシでは区役所に申し込むようになっていますが、私までメールでご連絡(http://ohigesan.com/pg354.html)下されば、チケットお送りします。

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